中性脂肪の基準値はどのくらい?数値の見方を教えて?

健康診断などで血液検査をした際、中性脂肪が基準値外という結果が出る方は少なくありませんね。

自覚症状が全くないため、何故?と不思議に思う方も多いでしょう。

ちゅうせい脂肪が基準値を外れていても自覚症状はほとんどないのが一般的ですので、血液検査をして初めて自分が中性脂肪の数値が基準値外であることを知るという方がほとんどです。

そんな自覚症状がほとんどないとされる中性脂肪の数値ですが、基準値はどのくらいなのでしょう?また、基準値を外れていた場合、どのようなリスクがあるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

中性脂肪の基準値は?

中性脂肪の基準値は以下の通りとなります。

値 mg/dl 状態
29以下 低中性脂肪血症
30~149 正常
150~299 軽度高中性脂肪血症
300~749 中等度高中性脂肪血症
750以上 硬度高中性脂肪血症

中性脂肪は糖質やアルコールの摂り過ぎて高くなります。また、体質的なものもありますが、過度なダイエットや栄養不足に陥っていると低くなる傾向にあります。

中性脂肪が基準値外、治療は必要?

中性脂肪の数値が基準値を外れている場合、何か治療が必要なのでしょうか?
以下をご覧ください。

状態 治療法
低中性脂肪血症 病気が隠れていないか詳しく検査を行う
軽度高中性脂肪血症 食事療法、運動療法を行いながら経過観察を行う
中等度高中性脂肪血症 食事療法、運動療法を行うと共に、必要に応じて薬物療法を行う。飲酒の習慣がある方は飲酒量を減らす、または、数値が500mg/dl以上の場合は禁酒を実施する
高度高中性脂肪血症 膵炎の危険があるため、薬物療法を行う

中性脂肪の数値、男女差はある?

中性脂肪の数値に男女差はあるのでしょうか?

個人差はあるものの、通常は男性の方が女性よりも高い傾向にあります。また、年齢によっても高くなりやすい年齢があり、男性は40代、女性は60代が最も高くなりやすい年齢となります。

中性脂肪の数値が基準値外!放っておくとどうなるの?

健康診断などで中性脂肪の数値が基準値を外れていたけれど、病院へ行くのが面倒と考える方もいますね。自覚症状があるなら早急に病院の受診を考えられるものの、日々の生活に追われる中、自覚症状がないとどうしっても面倒に感じてしまうものです。

中性脂肪の数値が基準値を外れている状態でそのまま放っておいたらどうなるのでしょう?

中性脂肪が基準値よりも低かった場合

中性脂肪が基準値よりも低い原因の一つに、病気が挙げられます。

甲状腺の病気の一つ「バセドウ病」や肝臓の病気などです。中性脂肪の数値が低いからと言って必ずしもこうした病気を発症しているという訳ではありませんが、一つの可能性としてはあり得ることですので放っておくのは危険だといえるでしょう。

中性脂肪が基準値よりも高かった場合

中性脂肪が基準値よりも高い状態が続くと、血管に負担を掛け続けることになり血管では動脈硬化が進行していく可能性があります。

動脈硬化とは通常しなやかで丈夫な血管が、脂肪がこびりつくことで固く、もろくなってしまう症状です。動脈硬化が進行すると血管内で血栓ができやすくなり、血栓ができることで心筋梗塞や脳卒中など命に関わる重篤な病気を引き起こす可能性が出てきます。

自覚症状がないため、こうした疾患は突然訪れますので予防するためにも中性脂肪が基準値よりも高いという結果が出た場合には速やかに病院を受診し、必要な治療を行うことをおすすめします。

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